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【9月例会】憲法なき戦後沖縄の歴史的解明―書評:豊下楢彦・古関彰一『沖縄 憲法なき戦後』―

 戦後沖縄はサンフランシスコ講和条約第三条に基づき、米国が行使する施政権の下に置かれました。沖縄には日本国憲法が適用されないばかりか、世界人権宣言も国連憲章も遵守されず、軍事最優先の下で住民の生命は危険にさらされ、人権は踏みにじられてきました。この時代にいっさいの法的制約を受けることなく強行された土地の強制収用や軍事利用、かずかずの人権抑圧は、復帰を経て今日に至るまで、沖縄に深い傷を残してきました。
 戦後沖縄は、なぜこのような事態におかれたのでしょうか。豊下楢彦・古関彰一両氏の新著『沖縄 憲法なき戦後』(みすず書房、2018年)は、この問題の歴史的解明に挑んだ研究書です。9月例会は本書の書評会とし、豊下氏からのリプライを受けて議論を深めていきます。
 名護市辺野古への米軍新基地建設をめぐる緊迫のなかでまとめられた本書を通じて、沖縄への「本土」の関わりを捉える、新鮮で根本的な議論が交わされることを期待します。皆さんの多数のご参加をお待ちします。

報告:小林 啓治氏(京都府立大学)
コメント:吉次 公介氏(立命館大学)
リプライ:豊下 楢彦氏(元関西学院大学)

日時:2018年9月1日(土)13:30~17:00
場所:クレオ大阪中央 研修室2
(大阪メトロ谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」1・2番出口から北東へ徒歩約3 分。大阪市天王寺区上汐5-6-25、tel 06-6770-7200)

資料代 300円
(主催・共催団体の会員・組合員は無料)

クレオ大阪
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2018-08-10 : 未分類 : トラックバック : 0
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【史料ネット】2018年7月西日本豪雨で被災した歴史資料保全活動への支援募金のお願い

 2018年7月の西日本豪雨に関して、歴史資料ネットワークでは、以下の通り支援募金を実施しています。すでに被災地では被災歴史資料の救出・保全活動も開始されています。皆さまのご支援・ご協力を何とぞよろしくお願い申し上げます。なお、被災歴史資料の救出・保全活動については、歴史資料ネットワークのツイッター(https://twitter.com/siryo_net)をご参照ください。

 2018年7月西日本豪雨によって、西日本地域を中心に全国各地で甚大な被害が生じています。不自由な生活を余儀なくされている被災者の皆さまにお見舞い申し上げますとともに、犠牲になられた方々のご冥福をお祈りし、ご遺族の皆さまに対し、深くお悔やみを申し上げます。

 すでに、愛媛、岡山、島根、広島では、現地の史料ネット関係者が被災歴史資料等の救出・保全に動き出しています。歴史資料ネットワークでは、各地の史料ネットと情報を共有しながら、当面の活動資金の送金を含めた必要な支援を行っています。

 また、近畿各地の被害に対しても、歴史資料ネットワークは、既に現地関係者との連携を始めています。特に6月の大阪北部地震の被災地では、今回の水害による複合的な被害が強く懸念され、活動を迅速に進める必要があります。

 被災地に残された歴史資料は、そのひとつひとつが、地域や人々の歴史的あゆみを未来に伝えるかけがえのないものです。泥をかぶり水に浸かった史料でも救うことができます。今回の被害は広域的であり、各地で同時並行的に展開する救出・保全活動を支えるために多くの資金が必要です。

 前回の熊本地震に引き続き、被災歴史資料の救出・保全活動の重要性にご理解を賜り、現地の歴史資料保全活動への支援をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。お寄せいただいた支援金は、今回の被災各地で活動する各史料ネット等で分配し、その情報発信も行います。

【2018年7月西日本豪雨で被災した歴史資料保全活動への支援募金】
(郵便振替)口座番号:00930-1-53945
加入者名:歴史資料ネットワーク

※ 払込用紙の通信欄に「災害支援」と明記してください。

WEB上からのお振り込みは、下記をご参照ください。
銀行名:ゆうちょ銀行(コード9900)、店番:099
預金種目:当座、店名:〇九九店(ゼロキュウキュウテン)
口座番号:0053945
2018-07-24 : 史料ネット : トラックバック : 0
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2018年度近現代史サマーセミナーのご案内

 近現代史サマーセミナーとは、大阪歴史科学協議会帝国主義研究部会・大阪歴史学会近代史部会・日本史研究会近現代史部会の有志による実行委員会が毎年主催する、研究報告会・書評会・フィールドワークを軸とする合宿形式のイベントです。今年度は和歌山で開催しますので、多くの皆さんのご参加をお待ちしています(サマーセミナーの内容は随時更新します)。

日 程:2018年8月18日(土)~19日(日)
内 容:
1日目(13:00~)
①書評:中村元『近現代日本の都市形成と「デモクラシー」―20世紀前期/八王子市から考える―』(吉田書店、2018年)
  評者:高岡裕之氏(関西学院大学)・吉原大志氏(兵庫県立博物館)
    
     ※ 書評会には著者の中村氏も来られます。

2日目(9:30~)
②特別企画「若手研究者・ポスドク問題を考える―歴史学の多様な担い手をいかに支えるか―」 基調報告:崎山直樹氏(千葉大学) / 各分野からの発言
③フィールドワーク:和歌山城・わかやま歴史館


集 合:南海本線「和歌山市」駅(8月18日[土]12:30)
 会 場:男女共生推進センター(和歌山市あいあいセンター内)
   〒640-8226 和歌山市小人町29番地(※会場には駅から徒歩で向かいます)
 宿 泊:アパホテル和歌山
   〒640-8033 和歌山市本町2-36-1(南海和歌山市駅より徒歩10分)
参加費:15,000円
参加定員:30名程度
受付期間:7月1日(日)より開始(定員に到達次第、〆切)

申込・問合先:近現代史サマーセミナー実行委員会
kansaisamasemi.2018@gmail.com(数字は半角、2018の前に[.]あり)
2018-07-17 : 部会情報 : トラックバック : 0
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大阪歴史博物館特別展「100周年記念 大阪の米騒動と方面委員の誕生」関連講演会のご案内

 大阪歴史博物館では2018年10月3日(水)から12月3日(月)まで、6階特別展示室において、特別展「100周年記念 大阪の米騒動と方面委員の誕生」を開催しますが、特別展開催にあわせた関連行事として以下の講演会を実施します。大阪歴史科学協議会は、大阪という地域に根ざして地域史像の再構成に意識的に取り組み、時代や分野を超えた幅広い議論の組織化に努めることを活動方針として掲げています。今回の講演会はこのような本会の活動方針と合致する企画であり、近代大阪における歴史像の深化が期待されます。数多くの皆さまのご参加をお願い申し上げます。

【特別展「100周年記念 大阪の米騒動と方面委員の誕生」関連講演会】
講演会①「米騒動像の転換――大戦後デモクラシーへの市民戦期」
日 時:2018年10月7日(日)午後2時から午後4時(受付は午後1時30分から)
講 師:井本三夫氏(米騒動史研究会)
会 場:大阪歴史博物館 4階 講堂

参加費:300円(ただし、特別展の観覧券もしくは半券提示の方は無料)
定 員:250名(当日先着順)
共 催:米騒動史研究会
備 考:講演会参加者は特別展示室への再入場が可能です

講演会②「大阪における社会事業の成立と方面委員」
日 時:2018年11月3日(土・祝)午後2時から午後4時(受付は午後1時30分から)
講 師:永岡正己氏(日本福祉大学客員教授・名誉教授)
会 場:大阪歴史博物館 4階 講堂

参加費:300円(ただし、特別展の観覧券もしくは半券提示の方は無料)
定 員:250名(当日先着順)
備 考:講演会参加者は特別展示室への再入場が可能です。

【特別展「100周年記念 大阪の米騒動と方面委員の誕生」】
会 期:2018年10月3日(水)から12月3日(月)まで(火曜日休館)
開館時間:午前9時30分~午後5時(会期中の金曜日は午後8時まで)

※入館は閉館の30分前まで
会 場:大阪歴史博物館 6階 特別展示室
〒540-0008 大阪市中央区大手前4-1-32
電話06-6946-5728 ファックス06-6946-2662
http://www.mus-his.city.osaka.jp/
最寄駅:Osaka Metro谷町線・中央線「谷町四丁目」駅②号・⑨号出口シティバス「馬場町」バス停前

観覧料:
【特別展のみ】大人900(810)円 高大生700(630)円
【常設展との共通券】大人1,410(1,350)円 高大生1,030(990)円
※( )内は20名以上の団体割引料金。
※中学生以下、大阪市内在住の65歳以上の方(要証明証提示)、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料。

大阪歴史博物館
2018-07-16 : 諸情報 : トラックバック : 0
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『歴史科学』第233号(2018年5月)

〈2017年度大会:沖縄アイデンティティーの形成と日米安保体制―沖縄返還から冷戦終結前後まで―〉
大阪歴史科学協議会(高橋明裕):趣旨説明
櫻澤 誠:戦後沖縄政治史の再検討―西銘県政期の歴史的位置をめぐって―
野添文彬:沖縄米軍基地と日米安保体制
―沖縄返還から冷戦終結まで 1972~1995年―
笠松敬太:2017年度大会討論要旨

〈2017年3月例会:近世堺の法と社会〉
山下聡一:堺奉行の「寺社改」と地域社会―17世紀後半―
島﨑未央:油の流通構造にみる「法と社会」―泉州池田谷・堺・大坂を対象に―

祖田亮次:熱帯アジアにおける人-自然関係論―ボルネオ北西部を事例として―

彙報・委員会記録
2018-07-16 : 会誌『歴史科学』 : トラックバック : 0
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