【7月例会】公共圏における歴史学/公共圏をつくり出す歴史学

 専門的な歴史研究が営々と続いている一方で、公共圏には様々な歴史表象が溢れている。そこでは専門的な歴史研究は、もはや特権的な地位を失っているように見える。
 専門的な歴史研究と公共圏の関係はどうあるべきなのか。従来の「研究成果の社会的還元」型の関係でよいのだろうか。大学の地域連携活動、「公共」を冠する新しい人文学、サイエンスショップの取り組み、研究と報道の関係の見直しなどを参考に、議論の糸口を探りたい。

報 告 市沢 哲氏(神戸大学)
「公共圏における歴史学/公共圏をつくり出す歴史学」

日 時 2017年7月23日(日)13:30~17:00

場 所 クレオ大阪中央 研修室1
(地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」1・2番出口から北東へ徒歩約3 分。大阪市天王寺区上汐5-6-25、
tel 06-6770-7200)


クレオ大阪

参加費 非会員300円(会員無料)

☆次回の9月例会では、9月17日(日)に、堺方面のフィールドワークを実施する予定です。
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2017-07-10 : 例会 : トラックバック : 0
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【5月例会】西バルト海地域の初期社会における国家形成

西洋史学の学問的方法では、古代ギリシャ・ローマ世界の縁辺部における封建社会成立以前の段階を「初期社会」と呼んでいる。大阪歴史科学協議会では、こうした初期社会における国家形成の事例として、北欧の社会と国家をとりあげるなど(2011年11月例会)、国家形成の問題を、一国史の枠組に留まらない世界史的視野で捉え、その多様性を追求してきた。
5月例会では、市原宏一氏を報告者に迎え、12世紀のバルト海地域を対象にして、諸勢力の軍事的・宗教的緊張関係が軍事的民主制としての国家形成を促した歴史過程について検討する。日本古代史の田中聡氏にコメントをお願いすることにより、直ちに国家形成に向かわなかった地域の事例も含め、各地の地域社会構造の中身の検討と、その比較考察を試みる機会としたい。

報 告 市原宏一氏(大分大学)
「社会構成の移行と地域―12世紀西バルト海地域におけ
るスラヴ人国家形成の試み―」


コメント 田中 聡氏(立命館大学)
「エミシ社会論の立場から」


日 時 2017年5月20日(土) 13:30~17:00

場 所 クレオ大阪中央 研修室2
(地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」1・2番出口から北東へ徒歩約3 分。)
クレオ大阪

参加費 非会員300円(会員無料)

☆今年の大会は、6月10日(土)に関西学院大学上ヶ原キャンパスで開催します。「沖縄アイデンティティーの形成と日米安
保体制―沖縄返還から冷戦終結前後まで―」をテーマに、櫻澤誠氏と野添文彬氏にご報告いただきます。
2017-05-06 : 例会 : トラックバック : 0
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【4月例会】ボルネオにおける環境改変と社会的インパクト

植民地期以前から多様な森林産物を輸出してきたボルネオは、20世紀半ば以降は熱帯材の主産地となったが、20世紀末には木材生産も斜陽化し、プランテーション開発が隆盛した。つまり、自然資本に強く依存した経済から、土地への投資とその回収という農林業形態へと転換した。こうした土地・資源利用の変化が、現地の動植物相・社会政治状況にどのようなインパクトをもたらしたのか、ボルネオ北西部(マレーシア・サラワク州)の事例をもとに考察する。

報 告 祖田亮次氏(大阪市立大学)
「ボルネオにおける環境改変と社会的インパクト」


司 会 大黒俊二氏(大阪市立大学)

日 時 2017年4月22日(土)13:00~17:00

場 所 クレオ大阪中央 研修室2
クレオ大阪

(地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」1・2番出口から
北東へ徒歩約3 分。大阪市天王寺区上汐5-6-25、
tel 06-6770-7200)

参加費 300円(会員無料)

☆次回の例会は、5月20日(土)にクレオ大阪中央で開催
します。社会構成の移行と地域というテーマを西バルト海
における国家形成の動きに即して、市原宏一氏(大分大)
にお話しいただく予定です。
2017-04-08 : 例会 : トラックバック : 0
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【3月例会】シンポジウム「近世堺の法と社会」

 大阪歴科協は、大阪という地域に根ざした歴史像の再構成を一つの柱として研究活動を積み重ねてきた。その一環として、近世史の分野においても、在地の地域社会論をはじめ、大坂の都市社会史や畿内近国支配論などをテーマとした例会を企画・開催した。これらが、近世史研究全体に大きな刺激を与えてきたことは周知のことであるだろう。
 一方で、幕藩制社会における重要な都市のひとつである堺は、大坂や畿内の社会的・経済的動向とも密接な関係をもつ都市であったが、その社会のあり様や堺奉行の支配については、これまであまり自覚的に取り上げられてこなかった。そこで3月例会では、こうした状況を克服する第一歩として、シンポジウム「近世堺の法と社会」を企画し、山下聡一氏・島﨑未央氏の2報告を用意した。山下聡一氏には、堺奉行による泉州一国を対象とした「寺社改」とそこから見えてくる寺社のあり方を探る報告を、島﨑未央氏には、天保5年に堺に設置された油問屋をめぐる仕法と油の流通の実態を探る報告を依頼した。今後の研究発展の契機となれば幸いである。

報 告
山下聡一氏(和泉市史編さん室)「堺奉行の「寺社改」政策と地域社会(仮)」
島﨑未央氏(大阪市立大学都市研究プラザ)「天保期堺における油市場設定と地域社会(仮)」


日 時 2017年3月26日(日)13:00~17:00

場 所 クレオ大阪中央 研修室1
(地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」1・2番出口から北東へ徒歩約3 分。大阪市天王寺区上汐5-6-25、tel 06-6770-7200)

クレオ大阪


☆次回の例会は、4月22日(土)にクレオ大阪中央で開催します。人文地理学の視角から環境史や災害文化に関する研究に取り組まれている祖田亮次氏(大阪市立大学)に、研究報告をしていただく予定です。 
2017-03-10 : 例会 : トラックバック : 0
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【2月例会】第51回「建国記念の日」不承認2.11大阪府民のつどい

 戦前、「紀元節」は、初代神武天皇即位の日とする天皇制国家の重要な祝祭日でした。戦後、「紀元節」の復活をねらう政府は、1966年に「紀元節の日」であった2月11日を「建国記念の日」と制定しました。「建国記念の日」は、国民主権を基本とする憲法の民主主義的原則に反し、歴史の真実を歪めるものです。
 今年度は、国会の憲法調査会で改憲論議が進められている現在の政治状況を念頭に、日本国憲法成立史をめぐる古関彰一さんの講演を企画しました。また、意見発表では沖縄高江のヘリパッド建設や大阪万博招致をめぐる問題を取り上げます。ふるってご参加下さい。

講 演
古関 彰一さん(和光学園理事長・憲政史)
「日本国憲法史・再論―九条に関わる新事実から―」


 「日本国憲法はGHQの押し付け」とも言われるが実際はどうだったのか。「戦争放棄」と沖縄の本土からの分離にはどのような関係があったのか。いつから日本は「平和国家」と言われてきたのか。戦後日本の出発点である日本国憲法の制定過程は、私たちの未来に何を投げかけているか―以上についてお話しいただきます。

文化行事
吉矢 千鶴さん(ヴァイオリン)・多田 安希子さん(ピアノ)

曲 目
ベートーベン ヴァイオリンソナタ第5番「春」より
ショスタコーヴィチ 4つのプレリュードより

日時:2017年2月11日(土)13時30分開演(13時開場)
会場:大阪府教育会館たかつガーデン8階「たかつ」の間
*近鉄「大阪上本町」駅から徒歩約3分/地下鉄「谷町九丁目」駅から徒歩約7分
参加費:500円(高校生以下無料)

主催:「建国記念の日」反対大阪連絡会議
事務局団体:大阪歴史学会・大阪歴史科学協議会・大阪歴史教育者協議会・関西マスコミ文化情報労組会議・大阪民衆史研究会・大阪教職員組合

大阪府教育会館(たかつガーデン)
2017-01-29 : 例会 : トラックバック : 0
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