【5月例会】手紙からみるリテラシー

 5月例会では、手紙という史料を通じてリテラシー研究の可能性を探りたいと思います。小野寺報告では、教養市民層の手紙を分析対象とした小野寺拓也著『野戦郵便から読み解く「ふつうのドイツ兵」―第二次世界大戦末期におけるイデオロギーと「主体性」』(山川出版社、2012年)の内容を紹介しながら、「リテラシー」という問題が第二次大戦期の野戦郵便分析において困難な理由を考察した上で、第一次大戦における兵士の手紙を紹介されます。また「噂」が果たした役割、ドイツ兵捕虜の盗聴記録という「声」の史料の可能性について考えてみたいと思います。大黒報告では、手紙がリテラシー研究の主要史料となりうる例として、イタリア・ルネサンスにおける女性の手紙を紹介します。

報告 
小野寺 拓也氏(昭和女子大学)「野戦郵便と「リテラシー」をめぐって」
大黒 俊二氏(大阪市立大学)「女性が書くとき―イタリア・ルネサンスにおける女性と手紙―」

日時 2015年5月10日(日)13:30~17:00
場所 クレオ大阪西 研修室

※ JR環状線・阪神なんば線「西九条」駅徒歩3分。大阪市此花区西九条6-1-20、tel:06-6460-7800)

☆今年度の大会は、6月13日(土)に関西学院大学で開催します。小沢弘明氏(千葉大学)の報告を軸に、参加者の皆さんと、グローバル・ヒストリーなど近年の歴史学のあり方や動向を考える大会にしたいと考えています(大会案内は後日掲載いたします)。 

クレオ大阪西
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2015-04-27 : 例会 : トラックバック : 0
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「国会期成同盟発祥の地」建碑30周年のつどい

 1980年代に歴史学会などをあげて取り組まれた「自由民権百年記念運動」の一環として、1985年に大阪市北区の太融寺に「国会期成同盟発祥の地」記念碑が建立され、今年で30年となることを記念して、標記の催しを開催します。会員の皆さまはよろしくご参集ください。

日時:2015年5月3日(日) 13時~16時
場所:太融寺
(〒530-0051 大阪市北区太融寺町3-7)
 *地下鉄谷町線「東梅田」駅より徒歩7分

当日のタイムテーブル
碑前祭(13時~、於.太融寺境内「国会期成同盟発祥の地」碑前)
  開会挨拶、碑文朗読、スピーチ、献水(読経)など

記念講演(14時~16時、於.太融寺本坊内講堂)
  ビデオ上映、講演、質疑

・講師:塩田 純氏(NHK大型企画開発センター・エグゼクティブプロデューサー)
「「日本国憲法誕生」と自由民権の地下水脈~NHKドキュメンタリー番組制作の中から」

・参加費:500円

・主催:「国会期成同盟発祥の地」建碑30周年のつどい実行委員会

※大阪歴史科学協議会は、実行委員会の構成団体として参加しています。

《講師プロフィール》
 1960年東京都生まれ。栃木の自由民権運動家、塩田奥造の曾孫にあたる。東京大学文学部社会学科卒業。主としてアジア現代史のドキュメンタリー制作に取り組む。2012年には、NHK・Eテレ「日本人は何を考えてきたのか」、シリーズ第2回で菅原文太氏出演の「自由民権 東北で始まる」を制作した。
 「NHKスペシャル 東京裁判への道」(1992年)で放送文化基金大賞を受賞。南京事件に至る経緯を追った「NHKスペシャル 日中戦争」(2006年)で文化庁芸術祭大賞を、「NHKスペシャル 日本国憲法誕生」(2007年)で文化庁芸術祭優秀賞など、受賞多数。個人としても、芸術選奨文部科学大臣賞、放送文化基金賞、放送人の会グランプリを受賞している。
2015-04-14 : 諸情報 : トラックバック : 0
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