【9月例会】フィールドワーク:近世・近代堺の街歩きと「堺市史史料」

 9月例会は「近世・近代堺の街歩きと『堺市史史料』」と題し、都市堺のフィールドワークを実施します。
 堺市では、明治期に市史編纂が試みられ、『堺大観』と名付けられた稿本と史料集が残されました(堺市立中央図書館所蔵)。1920年代には市史編纂部が設置され、市域から全国に及ぶ史料の調査・収集が進められました。市史編纂事業は『堺市史』全8巻(1929-31年)の刊行に結実するとともに、歴史資料の複製を「堺市史史料」として整理・製本し、長期にわたって保存するという貴重な成果を遺しました。「堺市史史料」とは、古文書等を原稿用紙に筆写した稿本を中心に、絵図の複製や記録写真類も含んでいます。その活用可能性は、近世堺の都市社会や堺奉行による支配の解明を目指した3月例会「近世堺の法と社会」(山下聡一報告、島崎未央報告)において示されたところです。
 以上を踏まえて9月例会では、「堺市史史料」を所蔵する堺市立中央図書館を訪問し、史料の成り立ちや、成立から現在に至る保存の経緯について理解を深めます。あわせて、「元和の町割」や伝統的景観を今日に伝える綾ノ町以北地域や史料所蔵者をたずね、都市堺の近世・近代史を地域史的視点から学びます。多数のご参加を期待します。

日 時:2017年9月17日(日)13:00~17:00

場 所:南海本線「七道」駅改札口前集合(13時)

行 程:
1)綾ノ町以北フィールドワーク(近世以来の堺の町割を体感しながら歩く、清学院・井上関右衛門鉄砲鍛冶屋敷・内田家住宅など見学)
2)覚応寺
3)堺市立中央図書館(「堺市史史料」および関連史料見学)


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資料代:300円(会員無料)

☆次回の10月例会は、10月14日(土)にクレオ大阪中央で開催します。大阪市立大学の磐下徹氏に、新著『日本古代の郡司と天皇』を受けて現在の問題意識をご報告いただく予定です。
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2017-09-02 : 例会 : トラックバック : 0
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