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【9月例会】 日本古代国家形成論の再構築に向けて

古市晃氏の著書、『国家形成期の王宮と地域社会―記紀・風土記の再解釈―』(塙書房、2019年)が上梓された。古市氏はこの10年間、記紀や風土記の伝承や神話などを素材にして、5、6世紀の王権の存在形態、およびそれと地域社会の関係をめぐる諸論考を公表してきた。その特徴として、記紀や風土記などの編纂史料を用いる際の方法論を再検討したこと、またこうした問題の解明を抽象的に論ずるのではなく、地域社会という具体的な場に即しておこなったことなどがある。本書はそれらの成果を集大成したものである(全511頁)。
9月例会では、著者の古市氏が、日本の古代国家形成論の現状をどうみるかについて改めて報告する。それとともに、早くから国家形成の究明を試みてこられた仁藤敦史氏から、本書へのコメントをいただく。それに対する古市氏の「リプライ」と、総合討論をおこなうことにより、研究視角や方法論を含めた、日本古代国家形成論の再構築をめざす議論の場としたい。

報  告
①古市 晃氏(神戸大学)「日本古代国家形成論の現状と課題」

②仁藤敦史氏(国立歴史民俗博物館)
「『国家形成期の王宮と地域社会』の成果と課題
―その歴史像と方法を考える―」

③古市 晃氏(神戸大学)「リプライ」

日 時 2019年9月21日(土)
13:30~17:00

場 所 大阪市立西区民センター
第4会議室
(大阪メトロ千日前線「西長堀」駅下車、⑦番出口より北へ
100m。大阪市西区北堀江4-2-7、tel 06-6531-1400)

資料代 300円(会員無料)
大阪市立西区民センター

☆次回の例会は、10月6日(日)に開催します。旧真田山陸軍墓地のフィールドワークを実施することで、近現代日本の戦争と「慰霊」の歴史を考える場にしたいと思います(報告者:小田康徳氏)。
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2019-08-28 : 例会 : トラックバック : 0
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