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【12月例会】 畿内譜代小藩から近世社会を見通す ―齊藤紘子『畿内譜代藩の陣屋と藩領社会』をめぐって―

 昨年、齊藤紘子著『畿内譜代藩の陣屋と藩領社会』(清文堂出版、2018年)が刊行された。泉州伯太村に陣屋をおく伯太藩(渡辺家)は、寛文元(1661)年に大坂定番に就任して、1万石加増されたことで、3500石の旗本から大名となった。本書では、その時に大坂で牢人を抱えるなどで一気に家中の拡大が図られたことを明らかにすると同時に、そこから17世紀の大坂の都市社会状況が浮き彫りにされている。さらに、伯太村に陣屋がおかれることで地域社会がどう改変されるのか、地域社会のあり様が藩支配をどう規定していくのか、を双方向的に明らかにしている。伯太藩を対象とした本書の多面的な分析は、近世畿内の社会の特質を見通す視野を拓いてくれると言えよう。本例会は、3人の書評コメントを受けて、近世畿内の都市と農村について考える場としたい。

 報 告:
  宮本 裕次氏(大阪城天守閣)「大坂定番制研究の立場から」
  森下 徹氏(山口大学)「武家奉公人と地域研究の立場から」
  町田 哲氏(鳴門教育大学)「近世村落史研究の立場から」


 リプライ:齊藤 紘子氏(京都精華大学)

 日 時 2019年12月14日(土)
 13:00~17:00

 場 所 クレオ大阪中央 研修室2


クレオ大阪中央

 (大阪メトロ谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」1・2番出口から北東
 へ徒歩約3 分。大阪市天王寺区上汐5-6-25、tel: 06-6770-7200)

資料代 300円(会員無料)

☆次回の例会は、1月25日(土)に大阪市立大淀コミュニティセンターで開催します。鎌倉幕府論と権門体制論をテーマとして、佐藤雄基氏と木村英一氏にご報告いただく予定です。
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2019-11-25 : 例会 : トラックバック : 0
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