【5月例会】中世日本における国家的支配の捉え方

 中世日本の国家機構はときにその存在自体が論争になる程に小さいものであったが、その支配はまがりなりにも列島の大部分を覆ったのであり、列島史を大きく規定した。そして黒田俊雄氏の権門・顕密体制論は、中世日本の国家権力がいかにして人々を支配したか、その仕組みをとらえようとするものであった。
 以上のことを念頭に、本例会では、中世における国家的支配をテーマに設定し、佐伯徳哉・佐藤弘夫両氏の報告を用意した。両者の報告からは、中世の国家権力が持つ現代のそれとの異質性のみならず、両者の相通じる部分もまたみえてくると思われる。その上で、黒田が意図してやり残したこととは何か、顕密体制論の提起からすでに40年余りが経つ今日、黒田学説とどのように向きあうべきか、報告および討論を通じて考えてみたい。

報 告 
佐伯 徳哉氏(新居浜工業高等専門学校)
「地域史からみた権門体制論の可能性―出雲地域史からの試み―」
佐藤 弘夫氏(東北大学)
「ポストモダンの顕密体制論―神仏と支配・再考―」


日 時 5月21日(土)13:30~17:00
場 所 クレオ大阪中央4F多目的室
(地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」1・2番出口から北東へ徒歩約3 分。大阪市天王寺区上汐5-6-25


クレオ大阪
スポンサーサイト
2016-05-11 : 例会 : トラックバック : 0
Pagetop
« next  ホーム  prev »

検索フォーム

QRコード

QR